お正月に太って痩せなきゃと感じている人のためのラビングプレゼンス
イタリアでは、12月25日のクリスマス前後から、友人と食事する機会が増え、31日には家族と大夕食会。ずっと食べ続け、年明けに出会う友達はみんな口を揃えて食べすぎたので、走らねばという話をしています。(笑)
いつもより多めに食べているだけでなく、じっと座ることの多い会食、寒い冬には代謝も夏に比べると落ちているので恐る恐る体重計にのってみるとあっという間に2,3kg増えていたりしますよね。おーこわっ!
ジムを始めた頃、実感していたのは、ジムで運動してかえってくると、お腹がいつもより空いてしまうのに加え、食べ物も美味しく感じること。また、「運動して汗かいてきたからいいか!」という大義名分のもとに、ジムに通っていなかったときよりかえって、食べる量が増えていました。(汗)
また、元体育会系だった私は、気がづくとついついストイックになりがちで、ましてやジムに来ているギリシャの彫刻のようなイタリア人もなかなかの格闘系の方々が多いので、ついつい楽しむのを忘れ、よっしゃ、「雪が降ろうと通い続けるぞ!」なんていう一体誰なんだモードになりがちでした。
ここで、生まれてはじめてジムに通い始めた私の目的をここで静かに打ち明けると、外側にエネルギーを放出する時に肩の力を入れずにしなやかに踏ん張れるようになるというものでした。
そこで、数週間前から実行してみて、かなりいい感じで功を奏している方法を紹介します。いつになく代謝が上がりやすく、運動する量も、食べる量も劇的に適切な量になってきました。それはセラピーの手法の一つでもあるラブングプレゼンスをダイエットや体力作りに応用したものです。
やり方はいたってシンプルです。
・食べ物を愛をもって食べる。
・ジムでのプログラムに愛をもって取り組む。
イタリア語では、愛を交わすことをファーレアモーレ(Fare(するの動詞) Amore(愛))と言いますが、つまり、食べる時も、身体をトレーニングする時も愛を交わすように取り組んでみるのです。
無意識でいると、「あぁ喉乾いたぁ、お腹空いたぁ」と、がっついてしまったり、ついつい「もう、こんなに食べちゃって、早く痩せろ!」っとストイックに自分を責めがちですよね。早く済ませましょ的な愛の交わし方にもまずは自分で気がつくようにします。
そして、目の前にある飲み物や食べ物、自分の身体と関わるときも、愛する人と愛を交わすかのような感覚を意識してみると、自動的に反応的になっていた行動が、ふっと違った種類の行為に切り替わります。変化が実感できるほど違いがあるとおもいますので、「人生、愛だろ、これは自分に向いているかも」と感じた方は、ぜひ、試してみてください。