幸せを感じないための「言い訳」はもう止めようぜ!
こんにちは。
皆様、ラサールです。やっと日本に着きました。
プライベートな時間には、友だち会ったり、日本の文化に触れたり、日本食を楽しんだり、今年は、なんと、はじめてお花見をすることができました。(八重桜ですが)。そして、仕事においても新しい人々や新しいビジネスの機会に恵まれ、日本へ来られたことを心から楽しんでいます。動いている間は、夢中で、エネルギーに満ちています。
でも、正直に言うと、年2回日本に来るのは、私にとって決して容易なことではありません。来日する前には、来ないための「言い訳」が頭の中に山ほど浮かんで来ます。それでも、毎回、日本からイタリアに戻る頃には、日本の快適さに慣れると同時にこの刺激溢れる日本の生活から離れがたい気持ちになり、帰る頃にはずっとここに住みたいと感じます。
そんな自分の気持ちの変化を振り返りながら、今回は人々が今より、成長したり、さらに拡大するときに何が起きるかについて書いてみたいと思います。
どんな人でも今いる居心地の良い場所から、引っ張り出されるような予感を感じると、何らかの抵抗を感じるものです。まさに僕がイタリアを出るときに、日本に来ない言い訳がたくさん出てくるのもこの感覚です。新しい機会から目を背けそこから逃れるために起こる反応です。
特に身体から切り離されてしまった脳の反応は、今いる場所から決して動かないという「言い訳」を山ほど見つけ出して、これ以上自分を成長させたり、拡大させないようにするために、今居る座り心地の良いソファーに座り続けのんびり過ごそうとします。
ただ、その状態に気づき、そこから一歩踏み出すことができれば、人生は、一瞬にして生き生きと輝き始めます。
例えば、トレーニングジム、ウォーキングやランニングなどで体を動かそう、鍛えようと決めていても、寒かったり、雨が降っていたりすると、同じようなことが起きます。新しい人に会うために夕食に一緒に出かけるとなれば、「何のために会うのか?」「本当は行きたくないはず。」「居心地がよく、あたたかい家にいる方が楽だ。」などと、脳が忙しく働き、行かないための「言い訳」がどんどん出てきます。
そんな状態の自分に気がつくことができると、数千の無益な言い訳に気づきながらも、その抵抗を乗り越えるチャンスが訪れます。
「人生の中で、どれだけ、その新しい体験の機会を逃してきたでしょうか?」
実際には、その抵抗を乗り越えることで、今までにない満足感や喜びや幸福感を味わうことが出来るでしょう。ちょっとした勇気が報われる瞬間でもあります。
人生の中で何度か、きっと皆さんにもこの様な体験があったのではないでしょうか?
そして、このように、皆さんにとって何か新しい機会が訪れ、そこに飛び込むか飛び込まないかを決める際に、最も大切なことは何でしょうか?
自分の頭でよく考えることでしょうか?
頭でよく考えると言う感覚には、注意が必要です。頭の中で思いを巡らし、ぐるぐると考え続けることで、そこにあった感覚や感性、直感のようなものを感じることが出来なくなってしまいます。
現代の生活スタイルは「感覚」や「感性」を感じることを困難にしています。滝のように流れ込む山ほどの情報、常に環境に左右されている身体は、大気汚染や環境汚染により同じように汚染され、さらには拝金主義による歪んだ社会構造などから、心と身体を健全・健康に保つことは、人々にとって本当に難しくなっています。
社会生活を送る中で、心と体は、どんどん切り離され、それが、感覚や感性を感じることをさらに難しくしています。
LIVECOMMUNIONが提供する様々なプログラムは、健全で健康な人々がよりよい生活を送れることを目指しています。例えば、社会生活の中で抑圧された感情を解放させるだけでなく、その感情に心を開き、それらをマネジメントしていくプロセスを自分の内側だけでなく現実との関わりと向き合っていくことで探究していきます。
そのプロセスにおいて起こりがちなのが、まさに今回テーマにしている快適な場所に留まりたいと感じる脳は、それが良い方向へ向かうときにでさえ、その自分に向き合わないために「言い訳」を見つけようとします。
だからこそ、LIVECOMMUNIONでは、意図的な「呼吸法」「瞑想」「ボディエクササイズ」を採用しています。例えば、瞑想一つとっても伝統的な技術である沈黙、胡坐、集中といったメソッドは、感覚、感性を感じることの難しくなっている現代人にとっては、難易度が高く、多くの場合機能しないことがあります。
意図的な身体や現実へのアプローチを通して、思考が静まり、ハートを開いていくことをサポートします。意図的な方法のもう一つの直接的なメリットは、大地と繋がり、地に足をつける(グランディング)をすることで、自分の根や源、内なる現実、セクシャリティ、内臓の感覚などまさに「今、ここに」の自分自身と繋がり直すことが出来ることです。
これらの繋がりを失ってしまうと、人々は幻想の中で迷子になり、めんどくささや、拒絶、拒否へのループに入ってしまうのです。だからこそ、僕は「幸せにならない」ための山ほどの言い訳を超えていくことを心からオススメしたいのです。
LIVECOMMUNIONの電車に飛び乗って、心をご自身の中心に戻し、今までの感覚とは全く違った感覚を味わい、幸せにする前のちょっとした怖さも味わいつつ、ご一緒できることを楽しみにしています。
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