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感情に支配されず、楽しむための5つのステップ

僕が感情との付き合い方を再構築するプロセスの中で、人生の味わいを大きく変えたのが「自分の思考は変えることができる」という意識を得たことでした。日常では、思考がグルグルと頭の中を回り、それが止まることなく動き続けています。ただ、その思考そのものは、目の前の現実とは無関係であることがよくあります。それでも思考は目の前のこの瞬間から離れてさまよい、他人や目の前に起きていることを裁き、まだ起きていない未来の状況をも分析し、現実とかけ離れるという状況を反芻しています。


体験版は、下記からどうぞ。

※感情に支配されず、楽しむための5つのステップ

8月3日(火)20時〜(45分)

マインドフルネス無料体験



僕が現実とかけ離れてしまうと言っているのは、目標達成に向けた計画やプログラミングからかけ離れてしまうと言うことではありません。ここで僕が注目したいのは、思考が日常的に起こす混乱のことです。

「なぜ彼女/彼は今日挨拶しなかったのか」

「彼女/彼は今何をしているのか」

「彼女/彼は私を怒らせたかったのか、彼女/彼は私を攻撃したのか」

「彼女/彼を失うのが怖い」

「うまくいかなかったらどうしよう」などなど。


あらゆるものとの関係で、つまり、自分自身、他人、世界、過去、現在、未来の関係において、僕らは、ほとんどの時間を自動操縦のように過ごしています。それが問題になるのは、過度に過去を後悔したり、未来のために時間を使うことで現在を生きることをやめてしまったときです。


マインドフルネスとは、特別な注意を払い、意図的に現在の瞬間に、偏見を持たずただ存在することです。マインドフルネスは、感情を識別し、それを認識し、身体で感じることで、感情のバランスを保つのに役立ちます。これにより、人は感情に流されたり、押しつぶされたりすることなく、気づきを持つことで感情を認識し、管理することができ、感情との調和を保つことができるようになります。


思考は、感情に影響を与え、その逆に感情は思考に影響を与えます。つまり、身体で感じることが感情や思考に影響されるように、身体で感じることが思考や感情に影響されるのです。気分はもともと移ろいやすいものですが、一時的な感情である不安や悲しみがある種の思考パターンやストレスなどによってそれが継続的なものに変わってしまうことがあります。


近年の研究では、ネガティブな感情そのものが僕らにダメージを与えるのではなく、ネガティブな感情への反応の仕方や、ネガティブな状態から解放されようとする努力がダメージを与えることがわかっています。何が何でも原因や解決策を探そうとすると、事態をかえって悪化させる危険性があります。脱出しようとすればするほど、沈んでいくという「流砂」のようなものです。


これは、僕らの思考が記憶と密接に結びついているからです。ネガティブな感情が生じたとき、僕らはそれを自己増殖させます。例えば、悲しいことがあれば、悲しみの問題を解決するために、原因を探そうと考え始めます。その結果、後悔や失望、辛い経験や将来への不安などを過去にまでさかのぼって探し出すことになるのです。


僕らの記憶は、その時の感情状態を反映した記憶を自動的に探し出します。その理由は、人類の進化にあります。記憶と感情は密接に結びついており、生存のための初歩的な武器にもなります。しかし、感情と過去の記憶を反芻すると、気分が良くなるどころか、悪化することになります。つまり、思考の反芻する動きは、現在の不快感に、過去の痛みや未来への不安が加わることを意味します。さらには、罪悪感を感じて、悲しみに沈んでいきます。そして、そこから抜け出すことができないまま、自己批判的な思考を生み出し、自分を否定的に判断するようになります。このような自己批判により、破壊的な悪循環が生まれ僕らは、自分がなりたいと思う人間になれないとか、自分の理想とする人間像に近づけないなどの理由で、ますます自分を責めることになります。このようなプロセスは、意識することなく、あっという間に始まり繰り返されます。


不幸な出来事などによって感情や記憶が引き起こされるのを防ぐことはできないと仮定すると、僕らが手を打てる唯一の方法は、ネガティブな感情が発生したその後に起こる反応の仕方を止めることです。つまり、自己増殖し、さらに超批判的なネガティブ思考の渦を誘発する悪循環が生まれるのを防ぐのです。そのためには、マインドフルネスで気づきを得るしかありません。


考えているときに考えていることに気づくことで、解釈せず、追わず、判断せずに、離れたところから自分の考えを観察することができます。情動についても同様です。僕らが考えているときに考えていることに気づくことで、識別することなく、従うことなく、判断することなく、遠くから自分の考えを観察することができます。感情や情動にも同じことが言えます。意識するということは、一歩横に出ることであり、常にネガティブな頭の中のおしゃべりや、それによって引き起こされる感情から抜け出すことができるのです。


つまり、常にマインドフルネスを実践することは、「今ここ」で感情をありのままに楽しむための有効な手段なのです。では、具体的に説明していきましょう。感情的なストレスを感じるような状況に置かれたときには、次の5つのステップを実行してみてください。



ステップ1 意識して呼吸する。

空気が鼻孔と口から入って肺に達し、新しいエネルギーと栄養を持って身体全体に広がるのを見てください。エネルギーが自分の中で高まっていくのを感じてください。



ステップ2 身体を感じる。

身体を観察し始めてください。自分が感じていることに対する身体的な反応を感じながら、それを観察してください。それらは、あなたが感じていることに対する反応です。あなたが感じていることは、今ここにあります。この感情を完全に生きてください。抑えたり、隠したり、逃げたりしないでください。完全に生きるのです。最後など何もない、永遠に続くものは何もない、永遠に強いものは何もない、という確信の中で。


ステップ3 世界に対してオープンであり続ける。

受け取ること、そして手放すことです。過去を手放します。それは今では存在しません。未来を手放します。誰もそれを本当に知ることはできません。



ステップ4 全体性を思い出す(広角レンズを持つ)。

存在は、偶発的で慢性的な痛みの状況に意識的に対処しなければならないあなたよりも、信じられないほどはるかに大きいことを思い出してください。もっと広い視野で自分を見て、喜びや楽しみを経験することはまだ可能であることを思い出してください。



ステップ5 感情がどのように思考と結びついているかを観察する。

思考を雲の上に置いて風で吹き飛ばすようなイメージで、意識の外に押し出します。風に吹かれた雲に乗せて、裁き、恐れ、不安は消え去ります。


感情は、人生の塩のようなものです。感情は人生の塩であり、人生に風味と質を与えてくれます。

by Rasal



上記の5ステップを体験できる無料体験をはじめ夏の間、無料体験を楽しんでください。

※感情に支配されず、楽しむための5つのステップ

8月3日(火)20時〜(45分)

マインドフルネス無料体験

 

※罪悪感に気付くためのブレスワーク

8月19日(木)20時〜(45分)

ブレスワーク無料体験

 

※心と身体を元気にするコツ

9月7日(火)20時〜(45分)

コーチング無料体験

 

※今、ここに生きるための瞑想体験

9月23日(木)20時〜(45分)

瞑想無料体験


10月よりスタート


瞑想、マインドフルネス、コーチング、ブレスワーク三昧(1年間プロセス)

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ファシリテーターコース(1年間プロセス)

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上記コースを受講するには、インタビュー45分(無料)を受けていただくことが前提になります。


 

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